知り合いが同性愛者であることをテレビでカミングアウトしていた

知り合いが、バリバラ(「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」の人たちにとっての“バリア“フリーバラエティ)に出ていました。

 

www6.nhk.or.jp

 

今回のバリバラ カミングアウト「その後」では、
同性愛者であることをカミングアウトするってどういう事か、そしてカミングアウトを受けるってどういう事か、というテーマを取り扱っていた。

 

私自身同性を好きになったこともあるし、周りにもそういった人が結構いたし、同性愛って、当人は大変なこともあるだろうけど、私は別に個人の自由だと思うなぁ。くらいに思っていた。つもりだった。

今回、関わりのある身近な人が、不特定多数の人に同性愛者であることをカミングアウトしていたのを見て、改めて同性愛者について自分事にリアルに考える機会をもらえた。自分は思考停止していたし、自分が全然よく分かっていないって事に気づいた。

(分かっていない事を、知った気でいる事ほど、危ないことはないと思うし、この知り合いの方にも配慮のないことを平気で言っていたかもしれないし、不安である)

 

自分を偽るってどんな感じ?

番組内で、ドッキリとして、ゲイバーに異性愛者の役者さん(騙される人)が、ゲイのふりをして取材に行くという企画があって、取材を受ける側のゲイバーのマスターやお客さんはみんな仕掛け人。
和気あいあいと会話をしつつ、「好きな異性のタイプは?」「今彼氏いるの?」「この中でだれがタイプ?」などの質問を役者さんが受けていた。

最後に、役者さんに、今回の企画はドッキリだったとばらすのですが

「みんなが親切に話しかけてくれて、打ち解けた感じに話してくれるほど、自分が嘘をついている罪悪感があった」とのこと。
確かに同性愛者の人がそれを隠して、異性愛者の友人と恋愛関係の話をすると、つらいんだろうなぁと感じた。愛想笑いをしながら、嘘をついている罪悪感を感じながら、心を開かない人になることもあるのかなぁと思う。

マイノリティーの人は優しい人が多い気がする説

それで、私は同性愛者の知り合いが割と多いけど、これは他のマイノリティーの人にも言えることだと感じているのだけど、そういった人は言葉に配慮があることが多い。

それについて、人をむやみに傷つけてしまうような「普通はこう考えて当たり前」「これができて当然」みたいな前提を、あまり持っていない人が多いからなのかもなぁと思ったりする。

 

因みに人を選ぶテーマを扱っていますが、漫画アスペル・カノジョのこのセリフとても好きです。

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アスペル・カノジョ / 萩本創八 - ニコニコ静画 (マンガ)

 

バリバラにも出演していた、カミングアウトを応援するNPO法人バブリング

私は共感力がめちゃくちゃ低いので、今回知り合いが出ていなければ、「へー、そりゃそうだよなぁ」くらいの感想しかこの番組に持たなかったと思う。身近な人のカミングアウトって、スゴイ力があるんだな、当事者にならないとわからない部分って多いんだろうなと感じた。

バブリングさんは、カミングアウト(言えなかったことを打ちあけて新たな関係を築くことで自分らしく生きていくための手段)のお手伝いをしているそうで、日曜夜に新宿ゴールデン街で「バブリングバー」をしている。知り合いもそこに所属しているらしい。

npobr.net

 

番組内にも出てきた、カミングアウトの取り扱い方法

親に同性愛者であることを一方的に伝えて、詳細を説明せず、後日親から死のうかと悩んだという内容の手紙をもらったことがある。と番組内で話していた男性がいた。
伝える前は、いつどうやって伝えようという事で頭がいっぱいになりがちだけど、伝えた後のかかわり方こそ大事なので、
伝えるほうは、「自分も長い間悩んだのだし、相手も同じくらいの長さ悩まないと受け入れられないだろうな」くらいのゆったりした心構えで伝えた方がいいかも。とのことだった。

また、伝えられたほうは、この番組を見て、当事者のことを知った気にならないで、どうしてほしいかは人それぞれなので、「何をされるといや?」など、ちゃんと当人に聞いてほしい。などの意見が出ていた。

一つとても救われたのが、「カミングアウトするという事は、今後もあなたと関わっていきたいと思っているという事」という言葉だった。

 

繊細なテーマなので何が正解と言う物はないだろうけれど、自分は悩んでいる人のことを実際全然知らない、という事を知れたのはよかったと感じます。

ジモティーを使って運命的な出会いを果たしたり失敗したりした話

インターネットで友達を作る具体的な方法まとめ20選と体験談 

というブログを書きましたが、

 

ジモティーでゆるいつながりを作ることができました

ジモティーを使ってみて、実際にお知り合いができたので、ご報告です。

ジモティー、めんどくさい部分もあるけど、おススメです。

友達のメンバー募集|ジモティー

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因みにジモティーですが、こんな感じに地域、目的別に、無料で簡単に募集をかけられるので、自分で募集をかけたり、人の募集に申し込んだりできます。

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 今回は自分で、こんな感じに募集をかけてみたのですが、募集のかけ方を失敗し、アンマッチが発生してしまいました。申し訳ない…。教訓になりましたので、以下にまとめを。

 

ジモティーを使う際のコツ

・相手のプロフにまったく情報がない事が普通の文化のようなので、募集要項に自分も軽く自己紹介+相手にも自己紹介をお願いする(年齢性別何もわからないままやり取りが始まる為)

・ただ会うことを目的とした集いより、趣味で絞った募集のほうが面白い人と会えそう

・「4人以上集まったら開催」など、複数人で会いたい旨を記載する。(それでも執拗に、二人で行きましょう、とごり押ししてくる方もいます)

・意外と連絡がもらえて、収拾がつかなくなることも。(今回9名の方からご連絡いただけました)そのため、事前に募集要項に必要情報を極力出す→その後一括メールで連絡をとっていくと、困らないで済む

・メールが途中で終わる、当日ドタキャンされることは当たり前にある

・「会いましょう!いつにしますか?」など、コミュニケーションが難しい短文メールをいきなり送ってくる方は、無視をしてもよかったのかもしれない

・あまり固定概念を持つのは嫌ですが、いっそ募集する年齢、性別を指定したほうが楽かもしれない?

 

基本プロフはこれくらいシンプル。情報ほぼ無し。

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ジモティーへ投稿する際の例文

 

タイトル:〇〇にご一緒してくれる方を募集します

初めまして。
私は(自己紹介)で、〇〇が好きです。
趣味の合いそうな方と交流したいと思っております。
まずは◎◎にご一緒出来たらうれしいです。

参加者が4人以上集まったら開催するので、ご都合の良い日も教えてください。

私は〇月の〇曜日などが調整しやすいです。

ご連絡いただく際に、軽く自己紹介もしていただけると嬉しいです。

お気軽にご連絡くださいませ。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

ジモティーで一括メールを送る際の例文

 

みなさま

ご連絡を頂いて、誠にありがとうございます。

一括メールで失礼します。

4人以上集まりましたので、みんなで一緒に〇〇に遊びに行きましょう!

以下のご日程の中で、都合のいい日にちを教えてください。
【候補日をここに】

当日は、現地に〇時集合の予定です。

ご不明点、ご相談などありましたらご連絡下さいませ。
ご返信お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

◇以下、体験談

 

実際に9人の方とやりとりさせていただいた方を、例として。

・二人で会いましょう!と連絡があった方2名。(複数人で会おうと明記しておらず・・・申し訳ないです)何人かで行きましょう、とお伝えしたら、返事が来なかった方と、それについて回答はなく一方的に行く場所を決め始めた方。

・返事が返ってこなかった人1名

・「みんなでランチと美術館に行きましょう、ご希望はありますか?」と送ったメールの返信に、「マックに行きたいです、安いお店を希望。美術館は行かなくてもいいです」と返信をくれた50代の男性1名

・日程が合わなくて会えなかった方2名

実際に約束まで進んだ方は、3名でした。(応募からの離脱率、66%)

・お約束したものの、当日連絡なく来なかった方1名(数日後に「伺えず申し訳ありません。次回よろしくお願い致します。」とだけメールが来ていた

 

実際にお会いできた方はお2人。

ご自身で作家活動をしていたこともある、仕事で骨董品を取り扱っている男性と、水墨画などがお好きな平日休みの社会人の女性。
初対面でしたが、お昼をして、展示を見て、お茶をして、いろいろとお話させていただきました。

女性の方ですが、人当たりの良い柔らかな雰囲気と、しかし芯の強さを感じる、激しく私のタイプの方で、こんな方と出会えるなんて…!と感動していたのですが、
なんと母校と学科が同じだということが判明。(一学年に20人も集まらない、学科自体全国に1~2箇所しかない、超マイナーな学科)

運命のような出会いに、感謝しております!

また次のお約束をして、今もご連絡をお取りさせていただいております。

 

◇結論

ジモティーは、集客力がスゴイし、多種多様な方と連絡が取れる素晴らしいツールでした。

めんどくさいところもありますが、一括メール送信などもできますし、コミュニケーションが取れそうな人と複数人で会うのお勧めだと思います。

 

 

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コミュ障だけど人付き合いについて行動しております。シェアハウスに行ったり、イベントを開催したり、地域新聞の記者になったり、本を読んで反省したり。

人間関係 カテゴリーの記事一覧 - あおきのこ(仮)

インスタレーションにも似た魅力を感じる、劇団ゲッコーパレードさんの公演を見てきた話

ゲッコーパレードさんの公演に行ってきました。

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小劇団って、当たり外れが大きい上に行ってみるまで内容がわからず、
美術展よりも遥かに、手出ししにくくて、がっかりリスクの高いものだと思うのです。

あと、小劇団って、演者の方々が公演前になると、急に遠い知り合いにまで連絡してチケットノルマを達成するためにチケットを売りつけようとして、そのうえ本番では身内感バリバリの公演をして一般来場者を置いてきぼりにする上、演者の方々はスゴイ貧乏という…あのだれも報われない空間に行くと、成り立たないものは潰れてしまったほうがいいんじゃないかな…と思う、あのイメージが強すぎて。(すみません偏見かもしれません)

と言う軽度劇団アレルギーを持っている私ですが、ゲッコーパレードさんの公演楽しかったです!!

 

GECKOPARADE

<ゲッコーパレード>

2015年に結成された、舞台表現のための集団。演劇を軸に、美術、音楽などさまざまなジャンルの芸術家との創作を積極的に行っている。名前の由来は、「目的ではなく人の集まりこそがパレードのように活動や表現を形成していく」という信条から。埼玉県蕨市にある木造家屋「旧加藤家住宅」を拠点としている。

 

今回はバーで開催しているアラビアンナイトの公演に行ったのですが、

暗闇とお酒とインスタレーションがお好きな方は特に楽しめると思う、面白くて新しい空間でした。

芸術でも演劇でも、作り手にこだわりがありながら、詳しく知らない人でも、老若男女問わず楽しめる空間を作り出せるって格好いい!
と思うのですが、まさしく、作っている人のサービス精神を感じるバリアフリーな公演でした。

ちょうど右隣に演劇マニアな男性客、左隣にご年配の女性客がいたのですが、どちらもたまに笑い声をあげながら公演を楽しんでいたのが印象的でした。

良い空間だった!

 

特に心に残った点を何点か。

 

会場がバー

10人くらいしか座れない、客席は3畳ほどの大きさのこじんまりした空間で、隣の人との距離が近く、役者さんも話題を振ってくれながら、会話が発生する感じが素敵。

物語の序盤などに、全観客に軽く「じゃあ美女の役やってください」など、ストーリーに引き込んでくれて素敵。

その辺にいろいろな小道具が置いてあるのですが、果たしてお芝居で使う小道具なのかバーの備品なのかわからない感じ。

バーテンダーさんと演者さんが、協力してお芝居を作り出す感じ。
バーテンダーさんはタイミングをみてお酒を出したりおつまみを出したり明かりを絞ったり効果音を流してくれたりされてました)
 バー自体馴染みがないので、異世界でとっても楽しかった。

 

物語が入れ子構造

アラビアンナイト千夜一夜物語)というストーリーの魅力なのですが、登場人物の若い娘シェヘラザードが、若い娘を床に招いて一夜をともにしては首をはね続ける王様の奇行を止めるために、毎晩王様にお話をしつつ、「でもあの話はもっと面白いんですよねぇ、明日の晩も生きていれば、お話できるのですが」と次の話をほのめかし続け、娘が王様に物語を毎晩語り続ける、というスタイルで進行していく。(アリババやアラジンなども、アラビアンナイトで語られるお話の一部らしい)

その物語の中の登場人物が、さらに物語を話し出す、など入れ子構造で展開していくこともある。

バリエーション作り放題な魅力的なテーマ。 

 

おサケ

アラビアンナイトをイメージしたオリジナルカクテル付き。

ほろ酔い加減で公演を見られる。

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その上、公演中に液体①と液体②を混ぜて色が変わる!というシーンがあるのですが、これが実は混ざると色が変わるお酒で、後々にカクテルとして振舞っていただけた。
(カクテルはたしか薬草系の、ウーゾとかだったかも。忘れてしまった)

ギリシャの国民酒、「神のお酒」ウーゾとその飲み方。 | ACCETORY

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明かり

光源として、①上からつるされた電球②持ち運びできる小型スポットライト③フロアの照明④真っ暗にしたときに活用する懐中電灯 を有効活用。

特にスポットライトは、下から光を当てて裏に大きな影を映しこんだりなど、雰囲気作りに大活躍。

 

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真っ暗なシーンなども挟み、狭い空間で様々な見せ方をしてくれた。

 

PVと音楽を流す

 一人芝居と、お酒やおつまみを楽しむ間の中に、PVを流してくれるタイミングがあった。

なんだか、ストーリーと特に関係ないオシャレで意味深な雰囲気の映像。

公演中にこんな時間の使い方をしてくれるんだ、となんだか贅沢な感じ。

 

 

リピーターさんの話を聞くと、どうやらいろいろと挑戦をしている団体のようで、公演ごとにちらほら内容が変わっているご様子。
今度はどんな演出を見せてくれるんだろう、と今から次回の公演が楽しみです。

漫画「出会い系サイトで妹と出会う話」のおかげで、共感力が上がった話

共感力が低いほうです。

国語の文章題とかすごく苦手で、「この時太郎は何で悲しいと思ったか」みたいな問いをことごとく外してきました。

人の気持ちなんてわかるわけがない。

人が何を考えているかさっぱりわからない。

ドラマとかでも悲しい音楽が流れたら「この人物は悲しいらしい」、楽しい音楽が流れたら「この人物はうれしいらしい」くらいの認識しかできず、ほんと接客業とか相談員とかするには、もっと共感力を身につけねば!と思うので、

最近は、そうですよね大喜利などを心がけております。

(人がなにかを言った時にまず脳を使わずに、反射的に「そうですよねー」と合図地を打ってから次の会話を考える方法。同意の先にあることばしかしゃべれなくなるので、批判癖のある人間の場合、強度の高い脳トレになる)

 

漫画、「出会い系サイトで妹と出会う話」は現在以下サイトから8話まで読めて、出会い系サイトで久しぶりに姉妹が再開してユリ展開が繰り広げられている。

comic.pixiv.net

この漫画を読んで、姉妹がいる私は、今までの自分の考えを改めました。

「何で男の人って男色漫画だめなんだろう・・?」「私はユリも行けるし、女の子ってかわいいなぁ、と思う」「女の人を好きになったこともあるしなぁ」と今まで思っていた自分を反省したい。

さらに「妹がいるから妹萌え漫画とか無理だなぁ」って言っていた男性についてもピンと来てなかったことも反省したい。超反省した。ごめんなさい。

リアル妹がいると、姉妹百合はもはやグロテスクな気持ちになってしまい、受け入れられなかった。今まで、「そんなものは創作なんだから、ふんわり雰囲気だけ楽しめばいいのに」なんて思っていましたごめんなさい。

想像力が欠けているため、こうして人が評価しているけど私は無理なものに触れさせていただけたことによって、共感力が上がることもあるんだなぁと思った次第です。

【繊細昆虫】恐ろしく精巧なガラス作品を作る清水透さんの工房へ見学に行ってきました

ガラス細工が昔から大好きで。

5年程前、検索していた時に見つけた美しい繊細なトンボのガラス細工の写真に、ひとめぼれをしました。

個展をしている作家さんだとは分かったものの、見つけた個展は終わっているし…

と、連絡先もわからずにずっと気になっていた作家さん、清水透さん。

 

先日、定期徘徊をしていた時に、また見逃した個展のお知らせを発見。

悔しがっているとなんとそのページに、HPのアドレスが載っているじゃないですか!!

ガラスの昆虫作品展
2017年 4月 9日(日)~ 4月14日(金)
昼12時~午後7時まで(月~木)日曜は初日、開廊します。
日曜と最終14日金曜は午後4時まで 
私の昆虫たちを展示いたします。その中に
生きる息吹を感じていただければ幸いです。
        清水透
www.torushimizu.com

 

ガラスの昆虫作品展 清水透【Lets】レッツエンジョイ東京

 

やっと見つけましたホームページ!

 

www.torushimizu.com

という事で、こちらから、次回の個展のご予定はいつでしょうか?とご連絡を取ったところ、今年は個展はもうしないけど、西荻に工房があるからよかったら見に来ますか?とご連絡をいただけました!!

本当に!??いいんですか????

 

というわけでお邪魔しました清水透さんの工房。

小柄で柔和な男性が出迎えてくださいました。

素敵なお庭付きの一軒家と隣接している工房。

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繊細なガラス細工を50点以上、生で拝見させて頂け、作品の背景や虫の説明までいただき、そのうえ手で触れさせていただいたり、清水先生が恐ろしくお優しく、サービス精神満点で、失神しそうです。

 

 

繊細な作品たち。

作品になった昆虫は、清水先生のおうちのお庭にいた虫なども多いそうです。

羽化の瞬間を切り取った作品や、昆虫との関係から作品に至るまでのお話も素敵。

 

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触角が、折れそうなくらい細かい・・!

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この一枚だけ標本。他はすべて、ガラスでできてるとか・・・。信じられない。

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角、とげ、手足など、信じられないこまやかさ。

【初夏】恋を告げるロマンチックな名前の虫 オトシブミ落し

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お写真撮影をお願いしたところ、好きにとって大丈夫だよ、とおっしゃって下さったうえ、撮影のためにレフ版まで出してくださいました。

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抑えてくださった手↓

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かえるがべらぼうに愛らしい

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実寸大の作品も多く、こんなにもこまやかな作品なのです。

 

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今はやりのヒアリ

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イヤリングや指輪なども制作されているそう。

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清水先生の作品は大体、1万円~4万円くらいで販売されているそうで、郵送もしているそうなのですが、沖縄などから毎年来て購入し、丁寧に包装してあえて手で持って帰るという熱いファンの方もいらっしゃるそう。

また、ガラス細工教室もされているそうで、3時間3千円ほどで通うことが可能だそうです。(安すぎる!!)

清水先生は、もともと40年ほど経営者として仕事をしていて全く違う世界で生きてきたそうで、ガラス細工を始めて実は15年ほどなのだそう。

 

素敵な作品と、素敵なお人柄に触れさせていただき、清水先生ファンになる人の気持ちがよくわかりました。

 

ちなみにホームページ経由で人が訪ねてきたのは私が二人目とのことで、ホームページを作ったもののあまり反応がないとおっしゃっていましたが、

私が5年間「清水透 ガラス細工」「清水透 ホームページ」などで検索し続けてもホームページを見つけられなかったので・・きっと世の中には情報がほしいけど見つけられなくて困っている人が一定数いるんじゃないかなと思いました。

 

もしこちらのブログが検索に引っかかりましたら、清水透先生のホームページはこちらでございます。

HOME

1食50円以下!手間なし簡単節約弁当

 

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冷凍ご飯(保冷剤替わり)と生卵だけで簡単お弁当。

炭水化物とタンパク質が取れるので、パンだけとかよりよっぽど健康的!なんならコンビニに寄るより簡単!通勤中も意外と生卵割れないです。(自己責任でおねがいします)

生卵はこちらの、アイ・ティーエス ファームさんの「生でおいしいたまご屋さん」が安いうえに美味しいのでお勧めなのですが、企業と提携している商品なのか、ネットに情報がありませんでした。まいばすけっとで190円くらいで買えます。

アイ・ティー・エス ファーム株式会社

 

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生卵の生食と保存温度についてこんな表もありまして、

日本卵業協会

■たまごの保存温度と生食できる日数(理論値)
保存温度(℃) 日 数 保存温度(℃) 日 数
10 57 20 30
11 55 21 27
12 51 22 26
13 49 23 25
14 45 24 22
15 43 25 21
16 40 26 19
17 38 27 17
18 35 28 16
19 33 29 15

 

「29℃でも15日平気なんだ!結構大丈夫じゃん!」と私は思いましたが、同僚には、炎天下生卵を運んでくる事を不安げに見られています。(自己責任でおねがいします)

グッドデザイン賞の展示兼コミュニケーションスペースが丸の内にあった!

グッドデザイン賞」のコミュニケーション・スペース

GOOD DESIGN Marunouchi (グッドデザイン丸の内)に、ぶらっと散歩中に発見しました。

www.g-mark.org

 住所は、東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル 1F

 

お邪魔したときは、ちょうど、NO PROBLEM展を開催中。

NO PROBLEM展とは、製品を製造する過程に出る、使用するにも耐久度としても全く問題のない、B品と呼ばれる少し個性のある製品を【NO PROBLEM(問題なし! )】NP品として、あえて正規の価格で販売している商品を展示してくれたり、いろいろな角度から見せてくれる展示でした。

 

協賛企業は、開化堂/木村硝子店/芝原人形/松野屋/マルニ木工/マルヒロ/ヤマサキデザインワークス/B・B・B POTTERS/BRICK & MORTAR/SIWA | 紙和/VISION GLASS JP

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オシャレな通りにあるオシャレな建物。

入り口には、大量のNP品のコップが並べられています。

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VISION GLASS JP社の取り組みの説明

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正規の品とNP品と不良品の比較

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では、あなたにとって、どこまでが「許せるNP品」ですか?

ここまでならOK!という場所を教えてね、というアンケート。

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光を当てて、よ~く見ないとわからなかった。

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では、こちらの工芸品は全て手作業で絵付けをしていて、どれ一つ同じ顔をしている人形はいません。
そのなかで、自分好みの子を見つけるのも、また楽しみです。

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そういわれると、製造過程で自然に出る製品の色むらや、ちょっとした歪みは、世界で一つだけの個性として、愛着をもって受け入れてもいいものな気がしてくる不思議。

 

ヤマサキデザインワークスさんの、木目的にNGな部分が表面に出ている製品。

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マルヒロさんも若干の色むらがある製品。

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マルニ木工さんは、
節や虫穴、色ムラなどのある木を使って、木のありのままの個性を楽しむキノママというラインで少し安い家具を出しているそう。あっという間に売り切れるそうです。

店舗限定。木目の個性を楽しむ、マルニ60のオークフフレームチェア「キノママ」 | D&DEPARTMENT

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こちらのどこが「キノママ」かと言うと、

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この、木目がぽつぽつと茶色い部分。

今まで気にしてなかったけど、こんなところまで検品してくれているのですね。

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松野屋さんは、谷中や馬喰町にも店舗があるお店。

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ロゴが間違っているNP品。インドネシアでゆるやかに作っているそう。なんだか和む。

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こちらは、ゴムタイヤから作られた「砂利を入れるためのバケツ」。

水は漏れるそうです。

うん、明らかに空間が空いています。

ホームページにもこんな注意書きが…。

掃除道具・ガーデニング①-バケツ・ちりとり・洗濯板- - 松野屋

インドネシアゴムバケツはリサイクル製品のため、キズ・ゆがみなどがあります。
インドネシアゴムバケツ・ネパールトタンバケツは水漏れする場合があります。

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ほかにも、重さが違うグラスや

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色の濃さが違うお皿

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蓋のサイズが少しだけ大きい茶筒、などが展示されています。

この開化堂さんの茶筒ですが、

職人さんが目指すのは、「密閉度が高い、自然には下まで蓋が閉まらない、すこし蓋が浮く茶筒」なのですが、購入する人にはNP品の「自然に蓋が下まできっちり閉まる茶筒」のほうが人気、と聞いて、面白いなぁと思いました。

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最後には、実際にNP品を、自分が感じた価格を以下の紙に書いて購入するコーナーがありました。

(ちょうど、展示を見ていた外国人の方が大量に購入されていました)

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どこまでが正規品で、NO PROBLEM品で、どこからがB級品なのか。
文化にも個人にもよるところだと思いますが、
いわゆるB級品が、NP品として、個性を持った愛着ある品に変わる可能性を見せてくれた展示。

価値観を揺らがせてくれる、とても良い展示だと思いました。

月に1回くらいのペースで内容が変わるそうで、さらにコミュティスペースとしてデザイナーさんの公演を聞ける機会も多いそう。ぜひまたお邪魔したいと思います。