グッドデザイン賞の展示兼コミュニケーションスペースが丸の内にあった!

グッドデザイン賞」のコミュニケーション・スペース

GOOD DESIGN Marunouchi (グッドデザイン丸の内)に、ぶらっと散歩中に発見しました。

www.g-mark.org

 住所は、東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル 1F

 

お邪魔したときは、ちょうど、NO PROBLEM展を開催中。

NO PROBLEM展とは、製品を製造する過程に出る、使用するにも耐久度としても全く問題のない、B品と呼ばれる少し個性のある製品を【NO PROBLEM(問題なし! )】NP品として、あえて正規の価格で販売している商品を展示してくれたり、いろいろな角度から見せてくれる展示でした。

 

協賛企業は、開化堂/木村硝子店/芝原人形/松野屋/マルニ木工/マルヒロ/ヤマサキデザインワークス/B・B・B POTTERS/BRICK & MORTAR/SIWA | 紙和/VISION GLASS JP

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オシャレな通りにあるオシャレな建物。

入り口には、大量のNP品のコップが並べられています。

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VISION GLASS JP社の取り組みの説明

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正規の品とNP品と不良品の比較

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では、あなたにとって、どこまでが「許せるNP品」ですか?

ここまでならOK!という場所を教えてね、というアンケート。

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光を当てて、よ~く見ないとわからなかった。

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では、こちらの工芸品は全て手作業で絵付けをしていて、どれ一つ同じ顔をしている人形はいません。
そのなかで、自分好みの子を見つけるのも、また楽しみです。

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そういわれると、製造過程で自然に出る製品の色むらや、ちょっとした歪みは、世界で一つだけの個性として、愛着をもって受け入れてもいいものな気がしてくる不思議。

 

ヤマサキデザインワークスさんの、木目的にNGな部分が表面に出ている製品。

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マルヒロさんも若干の色むらがある製品。

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マルニ木工さんは、
節や虫穴、色ムラなどのある木を使って、木のありのままの個性を楽しむキノママというラインで少し安い家具を出しているそう。あっという間に売り切れるそうです。

店舗限定。木目の個性を楽しむ、マルニ60のオークフフレームチェア「キノママ」 | D&DEPARTMENT

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こちらのどこが「キノママ」かと言うと、

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この、木目がぽつぽつと茶色い部分。

今まで気にしてなかったけど、こんなところまで検品してくれているのですね。

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松野屋さんは、谷中や馬喰町にも店舗があるお店。

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ロゴが間違っているNP品。インドネシアでゆるやかに作っているそう。なんだか和む。

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こちらは、ゴムタイヤから作られた「砂利を入れるためのバケツ」。

水は漏れるそうです。

うん、明らかに空間が空いています。

ホームページにもこんな注意書きが…。

掃除道具・ガーデニング①-バケツ・ちりとり・洗濯板- - 松野屋

インドネシアゴムバケツはリサイクル製品のため、キズ・ゆがみなどがあります。
インドネシアゴムバケツ・ネパールトタンバケツは水漏れする場合があります。

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ほかにも、重さが違うグラスや

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色の濃さが違うお皿

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蓋のサイズが少しだけ大きい茶筒、などが展示されています。

この開化堂さんの茶筒ですが、

職人さんが目指すのは、「密閉度が高い、自然には下まで蓋が閉まらない、すこし蓋が浮く茶筒」なのですが、購入する人にはNP品の「自然に蓋が下まできっちり閉まる茶筒」のほうが人気、と聞いて、面白いなぁと思いました。

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最後には、実際にNP品を、自分が感じた価格を以下の紙に書いて購入するコーナーがありました。

(ちょうど、展示を見ていた外国人の方が大量に購入されていました)

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どこまでが正規品で、NO PROBLEM品で、どこからがB級品なのか。
文化にも個人にもよるところだと思いますが、
いわゆるB級品が、NP品として、個性を持った愛着ある品に変わる可能性を見せてくれた展示。

価値観を揺らがせてくれる、とても良い展示だと思いました。

月に1回くらいのペースで内容が変わるそうで、さらにコミュティスペースとしてデザイナーさんの公演を聞ける機会も多いそう。ぜひまたお邪魔したいと思います。

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