「サンシャワー展東南アジア10ヶ国の現代アート」がごりごりの社会派だった。
史上初、森美術館と国立新美術館が合同展「サンシャワー」で見せる東南アジア10ヶ国の現代アート|美術手帖
森美術館好きだし、大々的に開催しているし、ツイッターできれいな映像が流れていたし、と期待に満ちて、行くのを楽しみにしていた「サンシャワー展」。
最後のフェリックス・バコロール《荒れそうな空模様》が印象的。けたたましい音と色彩が、心をかき乱してきて、ざわざわした。雨の降る前の埃っぽい匂いとか、葉っぱの揺れる音とか、生温かい風とか、全部いっぺんに感じた。#サンシャワー展 pic.twitter.com/9uEIfXa3RS
— ワカバヤシ (@mbdf19) 2017年8月26日
行ってきましたけど、・・・これ、見る人結構選びませんか・・・?
個人的には、自分の知識不足・教養不足を感じて、ごめんなさい・・という気持ちになりました。
内容としては、基本的にお写真撮影OK!、フォトジェニックな展示も多く、映像作品も多く、気軽に楽しめそうな雰囲気を出しつつも、内容はゴリゴリの社会派と言うか、社会科の教科書的と言うか、国際的な問題などを風刺をしたりとガンガン取り上げるのですが、味付けがいたってシンプルというか、素材そのものと言うか。
歴史博物館に行こう!という気持ちで拝見したら、とても有意義なお時間に感じたと思うのですが、
美術館に遊びに行こう!という感じでは、自分の準備不足を感じた所存です。
ネットでは結構よい評判を見かけているので、理解された方から違う視点を聞いてみたい。
ほ~らこんなにフォトジェニック。
でも、内容は人間のせいで虎が絶滅したとか、どこの国がどこの国を侵略したとか、原爆の体験談とか、そういったテーマが主なのです。
美術って言葉は、懐が深いのですね。
あと現代美術を楽しむ上で、「私にこの知識があるともっと楽しめるのにな~」という要素が顕著に必要な展示でもあったので、ちょっとしょげました。
美術を楽しむために、身に染みて必要なことを考えました。