美術を楽しむために必要なこと、欠けてること

美術を見る際

「ああっ、これは自分の能力不足で楽しめないやつだ・・・!」

「賢ければもっと作者さんの意図が伝わるのに・・・ごめんなさい」

と感じることがあります。

 

改めて区分して、どうすればより良くなるかを整理してみます。

いくつかにポイントを分けると、

 

①英語力

②教養

③作品への知識

 

の3点あたりが、圧倒的に不足している。

 

 

①特に英語力は致命的で、以下の文章はただの柄としか認識できない。

頑張って文字として追うと、YOUくらいなら認識できる。(小学生以下だよ)

展示に込められた情報が、さっぱり読み取れない。

このへんは、スマホ様を活用していけば少しはどうにかできるかもしれない。

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②本当に残念ですが、私は世界地図どころか日本地図もさっぱり認識できておりません。東京の左に何県が隣接しているか危ういレベルです。世界地図なんて言わずもがな。

世界に起きた出来事や歴史も把握できておらず、この作品は昔他の国の植民地だったからとか、この時代にこんな作品を作ることができていたとは!みたいな説明の少ない作品から感じる無言の情報みたいなものを、全然受け取れておりません。致命的。

掛け算も記憶できなかったし脳に欠陥があるのではという疑惑を感じるほどなのですがそれはまあ言い訳かもしれない。

これについては本当にお手上げなので、運よく一緒に見に行ってくれる人が見つかって、運よく知識を教えてくれる人だったら、知見が広がるね!くらいにしておいて諦めます。

 

③「美術が好き」という人に、「わかりやすい現代アートとか好きです」っていうとたまに怒られる、「体系的な知識もないのに美術を好きというな!」というような、(にわかを排除して結果そのジャンルを衰退させようとしてどうするんだ)と内心毒づいてきた、アレですが、体系的な知識もあったほうがより楽しめるんだ!と最近やっと理解しました。遅すぎる。(盲目的に反発しすぎ)

好きな作家さんを知って、そこから同じジャンルの作品の時代の流れとか、同年代に活躍した人とか、そういうネットストーカー的な方向でからなら私でも興味が持てる気がします。