ロバに例える教訓の話

自分やお仕事に役立ちそうな話を、
忘れないようにブログに置いておこう!と思いました。

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ある農夫のロバが、枯れ井戸に落っこちた。
ロバが哀れな声で鳴き続ける間、農夫はどうしたら良いか考えをめぐらせた。
結論はこうだ。
ロバはもうかなりの歳で、この井戸はいずれ埋めなければならない井戸だ。
ロバを引っ張り上げることに、意味はない。

農夫は近所の人々全員を呼び集め、手伝いを頼んだ。
人々はショベルを手に取り、土を井戸に放り込み始めた。
初めの頃は、ロバは何が起こっているのか気付いているようで、ひどく鳴いていた。
ところがその後 …皆が皆驚いたが… ロバは静かになった。

その後、何杯か土を放り込んでから、農夫は井戸の中を覗いてみた。
すると、驚愕(きょうがく)の光景がそこにあった。
ショベルで落とされた土がロバの背中に当たる度に
ロバは体を震わせて土を落とし
踏み固めて登っていたのである。

農夫の隣人達がショベルで土をかける度に、
ロバは土を振り落としてまた登る。
そのうちに
ロバはついに井戸の縁にまで達し、嬉しそうに地面に駆け降りたのだった!

教訓:
人生はあなたの上から土を落としてくる。
土の種類は様々だ。
井戸から脱出するためには、土を振りはらい、踏み固めて登るのだ。
全てのトラブルは、踏み台であると考えよう。
休まず、あきらめなければ、どんなに深い井戸からでも脱出できる!
振りはらって登るのだ。


幸せになるための5つのルールを覚えておこう。

1. あなたの心を、憎しみから解放してあげよう。敵を許すのだ。

2. あなたの心を、不安から解放してあげよう。不安な事の大半は、実際には起こりはしない。

3. シンプルに生きよう。そして、あなたが持っているものに感謝しよう。

4. 自分からいくらでも与えよう。

5. 人々に期待を寄せるのを控えめにしよう。その代わり、神様にもっと期待しよう。


私たち全ての者に、神の恵みがありますように。

By: Hormuzd J Dadinath
(筆者註:インド、ムンバイの方です)