臨場感と迫力あふれる、束芋さんの映像作品

束芋さんが好きすぎる。

大好きなのですが、なんともブログに書きにくいのです。

というのも、好きすぎてなんてまとめていいか分からない、という事と、
束芋さんの作品は、圧倒的に現場の大スクリーンの前に自分で立って見るべき作品で、あの場で出会えたからこその、感動なんだろうなぁと思うから。

のですが、定期的に束芋さんの名前を検索して人のブログを徘徊していて、もうあんな展示は生で見ることは叶わないのかなぁ・・思いは募るばかりなので、愛情を私もここに記そうと思う。

 

束芋さんとの初めの出会いは、横浜美術館で開催していた、ゴス展でした。

2007年開催だったらしい。

ちょっと物々しい雰囲気の展示で、若かりし頃ロリータ服に憧れていた私は大変楽しく拝見させていただきました。

「ゴス」展 オープニングTokyo Art Beat - ニュース、レビュー、インタビュー

 

左から吉永マサユキ、ピューぴる、イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッター、束芋、Dr.ラクラ、リッキー・スワロー

左から吉永マサユキ、ピューぴる、イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッター、束芋、Dr.ラクラ、リッキー・スワロー

派手な格好をしたり足を組んだりしている方々の中で、所在なさげにうつむいている束芋さんかわいい。

(たまたまそういう写真なだけです)

 

そして圧倒的に素敵だったのが、「断面の世代

巨大なスクリーンや、横浜美術館の巨大な壁を利用してのアニメーション。

いまプロジェクションマッピングが一般的になってきましたが、
2009年に開催された断面の世代展では、壁の凹凸なども計算された上で、束芋さんの緻密なアニメーションが横浜美術館の壁いっぱいに映写され、すさまじい迫力でした。

言葉では説明しがたいのでこちらをどうぞ。

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しかもそんな大型展示が5つも展示!贅沢すぎる!!

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 その他、パスカルロジェさんとのピアノ演奏コラボや、銀座の個展などでも拝見させていただきましたが、
最近だと、シドニー現代美術館やヴェネツィアビエンナーレなどに作品を出されて、国内での展示はないという…!

誠に枯渇状態、束芋ロスでございます。

束芋さんお好きな方がいたら仲良くしてくださいませ。

 

おまけ:束芋さんのお名前の語源

 

束芋 - Wikipedia

"アーティスト名は、姉妹共通の友人が呼び分けるため、それぞれ「たばあね(田端家の姉。1歳上)」「たばいも(田端家の妹)」「いもいも(妹の妹。2歳下。束芋のマネージャーをつとめる)」と呼ばれていたことによる"