最強の培地、バーミキュライト。古い種でも発芽します!
種の寿命っていつ?古い種も育てられる?
1年前に買った種って、まだ育つのかな。
このシソとバジルの種なんて5年前のだけど…。
と、スポンジ培地で育てても、寿命で育たなかった種ですが、なんと土を変えたら古い種でも発芽しました!
そんな、なんでも育てられる魔法の土があるのです。
そう、バーミキュライトならね!
バーミキュライトとは
簡単に説明すると、保水性が高く無菌で軽い鉱物です。
バーミキュライト最強伝説
バーミキュライト最強伝説をお伝えします。
写真左上バーミキュライト。3日で2年前ルッコラの種・5年前のゴマの種が発芽。右上5年前のシソとバジルが発芽。
写真下スポンジ培地。同じルッコラの種は発芽せず。(左下は今年購入したベビーリーフ)
最強①発芽率が異常に高い
スポンジ培地は、発芽率が30%ほど。
しかしバーミキュライトは80~100%発芽しています。
最強②古い種すら発芽した
二年前のルッコラの種を、「育つかなー」と実験的に植えたところ、
スポンジ培地では安らかにお亡くなりになりましたが、
バーミキュライトに植えたら発芽しました!すごい!!
最強③発芽するまでが早い
ルッコラは発芽目安が「7~10日」と書いてあったのですが、2日には芽が出ました。
育ちやすい環境なのでしょうか?
スポンジだと10日ほど経過してやっと育ち始めることもあるので、速さに驚きました。
他、トマトもゴマも2日で育ち始めて驚いています。
最強④植え替えがしやすい
発芽した後に植え替える水耕栽培ですが、バーミキュライトは乾燥させると簡単に無傷で根っこごと植物を抜くことが出来ます。
植え替えが便利すぎる!!
スポンジの場合は植えると根が絡まるので、どうしても根っこに傷をつけて植え替えます。せっかく育ったのにダメになってしまうことも。
最強⑤無菌なので健康に育ちやすい
高温で焼いて作られているので、無菌状態。
植物がやられたりしません
最強⑥水分を蓄えやすい上の排水性もある
バーミキュライトは多層構造で、乾いているときは軽くてさらさら、水を含むと粘り気のある土のような性質を持っています。
水分を保ちつつ、排水性もあるため、乾燥して発芽しにくくもならないし、水分が多すぎで腐ったりもしにくい、大変便利な性質を持っています。
最強⑦冬は暖かく夏は涼しい
そんな高級住宅のようなバーミキュライト。
発泡スチロールのように空気を抱き込んでいるので、熱くなりにくく寒くなりにくい。
植物が育ちやすい環境を作ってくれます。
最強⑧乾燥させて使いまわせる
バーミキュライトは使いまわせてエコ。
スポンジは、カビが生える・菌が増える・硬くなるため使いまわしは難しいです。
日に干して乾かして殺菌をすればまた使えるので、とっても便利!
バーミキュライトの購入場所
ネット上で「ダイソーで100円で買える」とありましたが、大型店を回ったけれど売っていませんでした。
amazonで大袋を購入しました。
一応、何リットルでどれくらいの植木鉢を埋められるか参考までに貼っておきます。
鉢の種類鉢のサイズ用土の量(リットル)
3号鉢直径 9センチ約 0.3リットル
4号鉢直径 12センチ約 0.6リットル
5号鉢直径 15センチ約 1.3リットル
6号鉢直径 18センチ約 2.2リットル
7号鉢直径 21センチ約 3.5リットル
プランターミニ長さ 15センチ約 2リットル
参考:鉢土の目安 | プロトリーフ ガーデンアイランド玉川店
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